空腹がダイエットの敵である理由
ダイエットをしている人の口癖と言えば?
「お腹すいた」ですよね。
確かにダイエットに空腹はつきものかもしれません。
しかし、過度な食事制限による空腹は逆効果になります。
しっかりとした知識があれば、空腹とは関わらずにダイエットを成功させることも出来ます。
今日は、ダイエットと空腹の関係について3つの豆知識を紹介します。
空腹は体に悪い
これは当たり前ですね。
ダイエットの時、無理な食事制限をした経験がある方は分かると思います。
イライラしたり、日常生活にも影響が出てくることもありますよね。
ある実験では、半飢餓状態になるまでの人の精神状態が記録されています。
結果は、鬱になり精神的苦痛を与えました。
さらに、性的関心がすっかりなくなり、引きこもりになる傾向が見られました。
極度の空腹は、常に食べ物のことしか考えられなくなり、社会や家族との関係も悪化させます。自分への関心すらもなくなります。
また、身体的な症状にもあらわれました。
最初は集中力の低下・判断力が鈍るという症状です。
ダイエット中にはよく見られる症状ですね。
悪化していくと、めまい・視覚障害・耳鳴り・腕や脚のしびれ・不眠・脱毛・皮膚が薄くなるなど生活に支障がでてきます。
ダイエットでめまいが発症したら食事を見直した方がいいですね。
空腹はリバウンドしやすい
これもよく聞く話ですね。
ダイエット中に我慢が出来なくて暴食したことありませんか?
食べ終えたら、後悔しますよね。
私も炭水化物を制限していたときに、シュークリーム爆食いした経験があります。
これは空腹の反動で起こる心理的な反応でごく自然なことです。
失った体重をとり戻そうとするのは、冬眠明けの熊でもやることです。
食事制限からの暴食で後悔するというのは、意思弱がいわけではありません。
当たり前のことでやり方が悪かっただけ。
しっかりとしたやり方をすれば痩せられますよ。
空腹はホルモンに影響する
ダイエットにかかわる2つの大きなホルモンを紹介します。
ダイエットの味方・レプチンと敵・コルチゾールです。
レプチンとは、代謝を促進するホルモンです。
食欲を抑制させるという効果もあります。
ダイエットで体重が減るとレプチンが減ってしまいます。
これが空腹の原因です。
ダイエット中の空腹は、ある程度は仕方ないものなのです。
このホルモンとの付き合い方がダイエットへの鍵になりますね。
コルチゾールはストレスホルモンです。
食事制限やカロリー計算がこのホルモンが増やします。
このホルモンはインスリンの働きを遅らせます。
インスリンは糖の分解に重大な役割を果たします。
このストレスホルモンは、中年期に体脂肪を蓄積させる傾向もあります。
俗にいう、中年太りもこのホルモンとの付き合い方で改善できるかもしれないですね。
空腹はダイエットの味方ホルモンを減らし、ダイエットの敵ホルモンを増やしてしまうのです。
シロウサの感想
ダイエットに空腹はつきもので、むしろお腹すいたという感覚が痩せていく実感でした。しかし、逆効果であり体の中では悪いことが起こっていることが分かりました。
無理な食事制限で痩せるではなく、体を壊すことがないように出来るといいですね。