シロウサブログ

ダイエット・健康。美容をテーマに日々の食事を研究してます。

熱力学を知れば痩せます

熱力学を知れば痩せます。

熱力学と聞くと高校の物理の教科書で見覚えがある人がいるかもしれません。

物理の授業を聞いてなかった私は、何それって感じですね。

そもそも文系だしと言い訳をしつつ、痩せるために1から勉強しましょう。

なお物理の授業的な説明ではないので、熱力学の勉強をしたい方は専門書などで学んでいただきたい。あくまで、ダイエットを目的とする人たちのために書いていきます。

今日は、この熱力学が糖質制限と関係していることを紹介していきます。

 

熱力学第二法則を理解しよう

熱はすべて仕事に変換することはできない

これが熱力学第二法則です。

私たちが食べた食べ物がすべてエネルギーとして使われているわけではないということです。

食べた物を体を動かすエネルギーに変えるのにもエネルギーが必要なわけです。

昨日の夜食べたカレーを100とすると、体の中でエネルギーに変えると90に減ってしまっているのです。

この間の10がダイエットにつながるのです。

 

糖質制限ダイエットが流行る理由は熱力学

糖新生という機能をご存知ですか。

糖質制限をしているとタンパク質の多い食事を心がけます。

この時、足らなくなった糖をタンパク質から作る機能を糖新生といいます。

もう少し細かく説明すると、

体の中で、タンパク質はアミノ酸・糖質はブドウ糖に分解されます。

人の体は1日に100gの炭水化物(糖質)を必要としています。

糖質制限をしていると1日分の糖質が足らない事態に陥ります。

その時、アミノ酸ブドウ糖に変える機能を私たちの体は持っています。

これが糖質制限の鍵ですね。

 

この糖新生が熱力学とどう関係するかというという疑問が生まれますね。

ズバリ、糖質とタンパク質の熱発生が違うからです。

熱発生とは消化と代謝の中で発生する熱のことです。

この熱発生が大きいほど、ダイエットにはよいということです。

糖質とタンパク質に加えて脂質が3大栄養素といいます。

エネルギーはこの3つから成り立います。

私たちが毎日活動できるのも、この3大栄養素のおかげです。

3大栄養素のなかで熱発生が最も大きいのがタンパク質です。

タンパク質は体内でアミノ酸に分解されます。

そのアミノ酸がタンパク質に再構築されるときに熱発生が起こります。

アミノ酸がタンパク質になるとき、4分の1のエネルギーが失われます。

糖質よりもタンパク質がエネルギーを消費する効率がよく、タンパク質は糖質の役割も出来るのです。

これが糖質制限ダイエットの本質です。

 

 

最後に

熱力学がダイエットにかかわっていることを完全に理解できましたね。

ついでに、糖質制限についても詳しくなれたのではないでしょうか。

日々の生活で糖質との付き合い方を見直すきっかけになれば幸いです。