シロウサブログ

ダイエット・健康。美容をテーマに日々の食事を研究してます。

カロリー制限がダイエットに向かない4つの理由

カロリー制限でダイエットをしている方はたくさんいると思います。

私も、過去にカロリー制限でダイエットをしていた時期があります。

自分で作るとカロリーの計算が出来ないので、コンビニ飯が多かったですね。

最初はご飯作らなくていいから楽で、痩せられると思いました。

しかし、コンビニ生活はお金がかかる。さらに飽きる。

ダイエット以前に続きませんでした。

そんなカロリー制限でのダイエットがダイエットに向いていないことが分かりました。

 

 

カロリー制限でのダイエットはここ数年でブームが終わったような気がします。

しかし、効果がいまいちということは60年も前に分かっていたんです。

ミネソタ実験をご存知ですか?

食べ物の制限が代謝に与える影響を調べた最大級の実験です。

実験は、54週間・36人の男性を対象に行われました。

この研究による記録は、のちのカロリー制限による研究にも大きな影響を与えています。

そこから、カロリー制限がダイエットに効果がない理由が4つわかりました。

 

 

食事のカロリー制限は代謝を下げる

カロリー制限で1日500kcalのダイエットをするとします。

それを1週間続けると3500kcalになります。

3500kcalは450gになります。

計算では450g体重が落ちているはずが、結果はそれほど多くの減量は見られませんでした。

ミネソタ実験でも、体重が20~26%の減少に対し、代謝は40%減少が見られました。

人の体はカロリー不足を起こすと、体が代謝を遅らせます。

出来るだけエネルギーを使わないようにするのです。

神経系からの信号が関係しているので、根性でどうにかなる問題ではないですね。

 

 

ホルモンレベルで体を守りにくる

カロリーが不足するとホルモンも作りづらくなるのは予想できます。

ここで大きく関係するホルモンはトリヨードチロニンとレプチンです。

 

あー、なるほどトリーヨードチロニンとレプチンか・・・

なんだそれ。初耳だよ。カタカナ使うなよ。

 

トリヨードチロニンはT3とも呼ばれています。

 

T3か・・・ とはならないよ。

ちょっとかっこいいけど。

 

難しすぎて話がそれましたね。

これらのホルモンは代謝の維持と促進に関わります。

そのホルモンの作られる量が減ると代謝も減るのは当たり前ですね。

 

 

運動量が減る

これに関しては意識的に改善できそうですよね。

ましては、ダイエット中に運動をするのは普通のこと。

しかし、自然活動レベルで無意識に運動量が減ることが分かりました。

これは人間だけでなく動物でも同じです。

自然界で動物が何日も餌がなかった時、運動量を減らしてエネルギーを節約します

それと同じことが、私たち人間でも起こっているのです。

 

 

シンプルに栄養不足

痩せたいんだから栄養不足は当たり前そんな風に考える人もいると思います。

こんな研究があります。

約100人の太りすぎの女性に対して、マルチビタミンとミネラルのサプリを飲んでもらうというものです。

このとてもシンプルな研究は6か月間行われました。

結果は、体重と脂肪レベルが大きく下がったんです。

さらに、代謝も上がったことが確認されました。

そうなんです。

代謝が上がったことにより普段の生活の中で脂肪が燃焼され痩せたんです。

カロリーを減らすことによって、痩せるのに必要な栄養まで取らなくなっていたんです。

 

 

シロウサの意見

食事によって代謝にここまでの影響が出てくることが驚きでしたね。

正直、代謝は筋トレでどうにかなると思ってました。

必死に筋トレしても代謝を促進するホルモンが足りてなかったら痩せない。

厳しい現実ですね。

ビタミンとミネラルは、食事やサプリで簡単に始められそうでいいと思います。

やっぱり、日々の食生活のバランスは大事ですね。